3年も付き合った彼女がいる。
自分が辛いとき支えてもらったし、彼女が辛いときは僕も支えてきたつもりだった。
3年間、欠かさず電話を欠かさなかった。
そう、僕たちは遠距離恋愛をしている。
いやしていた。
お互いどんなに忙しくても、一ヶ月に一回
は会っていた。海外旅行も2人で4回もいった。
どんな壁も乗り越えられると信じていた。
しかし、彼女が実家で就職し、僕が東京に就職が決まったあたりから歯車が狂ってきた。
社会人と学生。しかも遠距離。彼女は将来の見えないこの恋愛に不安を感じていたのかもしれない。
しかし、僕にはどうしようもなかった。
そして、彼女は言った。

もうだめかも。

涙が出てとまらなかった。
僕は自分の就職のことばかり考えていて、
彼女にかまってやれることができなかった。
その間、彼女は新しい生活をはじめ、
知らず知らずのうちに、お互いの溝は
開いていた。

いなくなって初めて彼女の大切さが分かる。

もう遅いかもしれない。でも僕は信じたい。
彼女が笑顔で戻ってきてくれることを。


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